「自分の本質って何だろう?」
「人生の流れを読み解いてみたい」
——そんな風に思ったことはありませんか?
算命学(さんめいがく)は中国発祥の東洋占術で、
生年月日から導き出す命式を使って、性格・才能・人間関係・運勢などを読み解く学問です。
命式は大きく 「陰占(いんせん)」と「陽占(ようせん)」 の2つに分かれます。
- 陰占:生年月日の干支(かんし)から、人の本質や運命の基盤を分析
- 陽占:人体星図を使って、性格や対人関係、人生のエネルギー配分を分析
この記事では、特に初心者がつまずきやすい 命式表の読み方 と 人体星図の見方 を、やさしく丁寧に解説していきます。
▼ 算命学のおすすめ本を「無料で読む方法」はこちら
>> おすすめ算命学本8選
目次
陰占の基礎:生まれ持った本質を読み解く
陰占は、いわば「あなたの人生の設計図の土台」となる部分。以下の3つの情報を中心に構成されます。
● 四柱干支(しちゅうかんし)
「年・月・日・時間」の4つの柱に、それぞれ「干(かん)」と「支(し)」を組み合わせたもの。
たとえば「甲子(きのえね)」のように表されます。
● 守護神(しゅごしん)
干支のバランスから導かれる、あなたの運気を整えてくれるラッキーエレメント。
ビジネスのタイミングやパートナー選びにも活かせます。
● 天中殺(てんちゅうさつ)
12年ごとに訪れる注意期。転職や引越しなど、大きな決断を避けた方がよい時期です。
陽占の見方と人体星図の構成
陽占では、以下のように 人体図に星が配置 され、あなたの対人関係や性格傾向を明らかにします。
人体星図の9つの部位と意味
部位 | 示す意味 | 星の種類 |
---|---|---|
頭 | 上司や目上との関係/社会でどう見られるか | 十大主星 |
胸 | 本質的性格・価値観 | 十大主星 |
腹 | 子どもや後進との関係 | 十大主星 |
右手 | 配偶者や支える人との関係 | 十大主星 |
左手 | 兄弟・友人・横のつながり | 十大主星 |
左肩 | 幼少期・初年期の傾向 | 十二大従星 |
左足 | 中年期・社会との関わり方 | 十二大従星 |
右足 | 晩年期・パートナーとのつながり | 十二大従星 |
💡 星の位置を見ることで、「自分はどんな場面で力を発揮しやすいか」や「人生のどの時期に転機が来るか」が見えてきます。
十大主星と十二大従星の意味と特徴
十大主星(性格・対人傾向を示す10星)
星名 | 特徴の一例 |
---|---|
貫索星 | 自立心が強く、ひとりで道を切り開くタイプ |
石門星 | 協調性があり、仲間と共に進むタイプ |
鳳閣星 | のんびりマイペース。平和を好む |
調舒星 | 芸術肌。繊細でクリエイティブ |
禄存星 | 愛情深く、面倒見がよい。物質運あり |
司禄星 | コツコツ型。家庭的で堅実 |
車騎星 | 行動力と正義感にあふれる |
牽牛星 | 責任感が強く、リーダー気質 |
龍高星 | 冒険心と自由を愛する |
玉堂星 | 知識欲旺盛。理論的で教育に関心あり |
十二大従星(人生の流れやエネルギー傾向)
星名 | 人生ステージとの関係性 |
---|---|
天報星 | スタート期。未熟だが好奇心旺盛 |
天印星 | 赤ちゃん的な無垢なエネルギー |
天貴星 | 優等生気質。育ちの良さが出る |
天恍星 | 青春期的な華やかさと魅力 |
天南星 | 社会性とバイタリティ |
天禄星 | 安定と責任感 |
天将星 | 強い支配力。リーダータイプ |
天堂星 | 哲学的で落ち着いた晩年期 |
天胡星 | 感受性が豊かで芸術的 |
天極星 | スピリチュアルな要素も強い |
天庫星 | 落ち着きと堅実さ |
天馳星 | 行動派で変化を好む |
行動領域とバランスの見方
陽占では、星がどの「エリア(頭・手・腹など)」に集中しているかを見ることで、あなたの行動傾向や人生のバランスがわかります。
たとえば:
- 頭・胸に星が多い:思考優先、理性的
- 手に星が多い:人とのつながり重視
- 腹や足に星が多い:感情や行動を重視
このように、自分の「人生の軸」がどこにあるかを視覚的に知ることができるのです
。
実践編:自分の命式を読み解いてみよう
初心者でもできるチェックポイント
- 陰占で四柱干支を確認
- 守護神や天中殺をメモ
- 陽占で人体星図をチェック
- 星の種類と配置を調べる
- 自分の強み・傾向・注意点をメモ
まずは自分自身を客観的に見ることから始めましょう。
まとめ:算命学は「人生の設計図」
算命学は、単なる占いではなく「自分という人間を深く理解するためのツール」です。
- 自分の特性を知れば、無理のない人生設計ができる
- 人間関係の傾向を知れば、誤解やストレスが減る
- 運勢の流れを知れば、行動のタイミングを見極められる
初めてでも、自分の命式を読み解くことは可能です。
星の意味や配置を少しずつ理解していけば、きっと人生のヒントが見つかるはず。
▼ 算命学をもっと知りたい方ははこちら
>> 無料で読める算命学本8選
「自分のこと、もっと知りたい」——その気持ちこそが、算命学の第一歩です。
次に読みたい関連記事: