「招き猫」と聞くと、多くの人が「福を招く」「商売繁盛」といったポジティブなイメージを持つのではないでしょうか。
特にお店の入り口や玄関にちょこんと置かれている姿は、日本の伝統的な縁起物として広く知られています。
しかし、風水の観点から見ると、間違った置き方や選び方によって逆に運気を下げてしまう可能性があることをご存じでしょうか?
この記事では、招き猫を飾ることに不安を持つ方に向けて、正しい飾り方やNGなポイントを詳しく解説します。
目次
風水的によくない招き猫のNGポイント
不適切な置き場所
- 暗い場所や人の出入りが少ない空間
→ 気の流れが停滞し、招き猫の効果が発揮されません。
- 散らかっていたり、汚れている場所
→ 汚れた空間は風水的に「陰の気」を引き寄せやすく、運気を妨げる要因になります。
- トイレやキッチンなどの水回り
→ 招き猫は土や金の気を象徴するため、水と相性が悪く運気を流してしまいます。
不適切な方角と色の組み合わせ
- 金色の招き猫を南に置く
→ 火の気が強い南に金を象徴する招き猫を置くと、金運が燃やされる形となり逆効果になることも。
- 色と方角が合っていない
→ 例えば「赤の招き猫」を北西に置くと、エネルギーがチグハグになってしまい、効果が半減する場合があります。
両手を上げた招き猫の注意点
- 「お手上げ」と解釈されることも
→ 両手を上げたポーズは一見パワフルに見えますが、風水では「もうどうにもできない=お手上げ」と捉えられることもあります。
- 商売繁盛を願うなら片手の方が◎
→ 右手で金運、左手で人脈・集客を招くとされているため、目的に応じて選びましょう。
よくない風水から運気を上げる招き猫の飾り方
適切な置き場所
- 玄関:良い気が入ってくる入り口で、招き猫が福を迎え入れやすいポジション。
- リビングや店内のカウンター:人の出入りが多く明るい場所が理想。
- 清潔で整った空間:常に掃除が行き届いており、物がごちゃごちゃしていない場所がベスト。
色と方角のベストな組み合わせ
色 | 意味 | 適した方角 |
---|---|---|
白 | 全体運 | 北西 |
黒 | 厄除け | 北、南西 |
金・黄 | 金運 | 西 |
赤 | 健康運 | 東 |
ピンク | 恋愛運 | 東、南西 |
青 | 交通安全 | 東 |
※ 招き猫の色は風水五行の要素と密接に関係しており、それぞれに対応する方角で飾ることで効果が最大化されます。
手の上げ方とその意味
- 右手を上げた招き猫:金運アップに効果的。店舗経営者やお金を引き寄せたい方におすすめ。
- 左手を上げた招き猫:人脈・お客様を引き寄せる。集客を目的とした方に。
- 手の高さ:高く上がっているほど、遠くから運気を呼び込むとされる一方、低い位置は身近な人との良縁に効果的。
招き猫を飾る際の風水的なポイントとよくない注意点
- 人目線よりやや高い位置に飾る
→ 見上げるような場所に置くことで「敬意」が生まれ、良い気を集めやすくなります。
- 玄関の外を向くように配置
→ 入ってくる運気をしっかり招き入れるためには、家の外に向けるのが基本です。
- ペアで置くときは左右対象に
→ 左右の手をそれぞれ上げた招き猫を置く場合は、内側に手が来るように配置してバランスを取りましょう
- 季節やイベントに応じて飾りを変える
→ 例えば、お正月はしめ縄風の飾りをつけるなど、季節感を演出すると運気もアップ。
まとめ:招き猫で運気アップを目指すために
招き猫は、ただ「置けばいい」というものではありません。
風水的に正しい知識と配置を意識することで、そのパワーを最大限に活かすことができます。
最後にもう一度ポイントを振り返ると…
- 置き場所は明るく人が集まる場所に
- 色と方角の相性を大切に
- 手の上げ方・高さ・向きにも意味がある
そして何より、常に清潔に保つことが運気アップの基本。
招き猫を通じて、毎日の環境を整え、前向きなエネルギーを呼び込みましょう。